2008年2月28日木曜日

第5分會活動


『第5分會活動報告』

2007年11月10日に、第5分會主催の講演會がさいたま市において催されました。
生憎の雨天にも拘らず30名近くの方々が参加され、大和協會の指導法師であられる慧僧法師のお言葉に熱心に耳をかたむけられていました。
お話は、臨済宗の歴史から星雲大師のこれまでのご活躍に触れられた後、佛教は慈悲の心の実践、業、因縁、無常、きずなについて、いろいろな卑近な例を用いながら解りやすくご説明されました。特に日常生活の中での実践を説かれていました。
最後に、坐禅の仕方について、まず、座禅の目的・効能をご説明された上で、初めての方にも解るように、実際に足の組み方(結跏趺座、半跏趺座)や手の組み方、呼吸の整え方等をご指導されました。参加された方からは「解りやすかった」、「(座布団を利用する事や座禅前後の体のほぐし方など)目から鱗が落ちた」との声も聞かれ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。今後に続く活動になったのではないかと思えた一日でした。
<佛光世紀12号>

2008年2月26日火曜日

第3・4分會活動


『第3・4分會活動報告』

自分は第二分會ですが、第三分會へ移籍する事を會長に御伺いたてたところ、快く承諾していただきました。今回以降第三分會にて活動したいと思います。
さて、分会の説法を行う先生は慧僧法師です。法師は日本の横浜市立大学経済学部を卒業され、その後出家なされたとの事ですが、ご両親は大変反対なされたそうで、それを振り払っての出家であるとの事でした。そんな訳で日本語は大変堪能で留学当時は日本語で考え日本語で話すという事であったが、一時期日本を離れた時もあったので、少し不得意になってしまったとか、しかし、こちらとしてはブランクなど全く感じさせない流暢さでした。
説法の中で、人間は捨てる事を必要とし、忙しい事は嬉しく想い、働くことを財とし、また耐えることは力とし、以上の項目を身上とし、生活の質を上げる事こそ全ての力である、という話でした。
自分も過去を振りかえらず、過去を忘れ、前を見据え、一歩前に踏み出し、健康に注意し、佛光山に微力ながら協力できるように目標を立て、内なる自分の敵と闘い、この世の娑婆と強調し、少しだけ欲を出し、欲を満たした後はピカピカ、ピンピン、ピンコロリと終わりにしたいと思います。
今後第三分會をお引き立てくださいます様、宜しくお願いいたします。

『第3・4分會活動報告』

2007年10月24日、第3・4分會合同の分會活動を下仁田の布教所で行いました。予てより地域の會員との親睦の機会を持ちたいと思っていましたので、大変良い機会と考えました。
活動の目玉として、群馬佛光山寺副住職の慧僧法師に講演をお願いして私達の見識を深める良い機会でもありました。慧僧法師は、日本に赴任する前は泰国、南アフリカと海外での生活経験も豊富にあり、其々の環境や民族により習慣、常識も違ってくる等興味深い話をして下さいました。又、今、日本のマスコミで騒いでいる賞味期限・消費期限の改ざん問題、白い恋人・赤福、次々と出てきますが、佛教で教えている「因果関係」について解りやすく話してくださいました。自分のした事は自分のした事は良い事・悪い事でも必ず自分に帰ってくる。人として如何にしたら良いのかは、今が良ければではなく、相手を思いやる気持ちが大切であり、この因果関係を理解できればこの様な事件はなくなると思います。“今が良ければ”ではなく、今自分は何をするべきか・・・今日一日一日を大切にしたいと思いました。
慧僧法師様、有難うございました。ご協力を頂きました皆様有難うございました。
合掌
<佛光世紀12号>

2008年2月22日金曜日

「オーストラリアを訪問して」


平成19年10月5日、やや秋の気配を感じる頃、日本とは季節の反対となるオーストラリアの視察、ならびに佛光山寺南天寺世界総會理事會議へ行って参りました。季節も逆、気候も異なる、そして初めての場所という事で、観光の部分だけでも大変興味がありました。南天寺の感想としましては、私は屋根工事に携わっているという職業上、どうしても屋根に目が行ってしまいます。各所の収まり、また、単純に漏水は大丈夫かと思ったりもしました。けれども大変美しい建物だと思いました。オーストラリアという開拓地に基本的には信仰の違う異国の地に、立派な建物がそこに存在しているといった感想でしょうか。さすがに世界規模というか、やはり佛光會は国際的に信仰されているんだと改めて思いました。
南天寺世界総會理事會議では、さすがに私は語学に乏しく、祭典での言葉はまるで理解ができなかったのですが、雰囲気や表情などでだいたいの察しはつきました、自然と心が落ち着いた印象を覚えています。初日の會議を終えて私はオーストラリア観光へ行って参りました。そして、冒頭の興味を埋めるのに充分な観光でした。そんな旅行を終えてみて、佛光會世界総会やオーストラリア観光という貴重な体験をさせて頂き、大変ありがたく感謝しております。日本から一緒に旅行に帯同して頂いた慧僧法師を始め、會長や副會長の方々、また観光の方では、面倒を見ていただいた副會長、理事、大変有難う御座いました。今回の旅行の経験に感謝して、また日々の生活に精進して行きたいと思います。
<佛光世紀12号>

2008年2月21日木曜日

「シドニー南天寺」の世界総會理事會議に参加して!!


平成19年10月5日~10月11日までの一週間にわたりオーストラリアのシドニーにある南天寺にて開催されました國際佛光會世界総會理事会議に参加してきました。大和協會からは、指導法師の慧寛・慧僧法師と会長を筆頭に総勢11名にて参加しました。今回の旅では、会員のほとんどの方が初めてのオーストラリア訪問であり、北半球から南半球への飛行機移動による機中泊にて睡眠不足等も多かったようです。
さて、1日目は長い機中泊を終えてシドニーに早朝到着し、食事のためにシドニー市内を散策して機中泊の疲れを癒し?ながら、南半球の第一歩を満喫しました。時差がほとんどないことが救いでした。オーストラリアは大陸であり、日本のような島国に比べてゆったりとした時間の流れであり、ガイドの弁では「ハエは非常に多く、比較的ゆったり飛んでいるので、日本のように手で払うと叩き落されてしまうとか・・・」なんとも大陸的な話です。昼食を終えて一路南天寺に高速道路にて二時間近くかけて到着!
 遠くから、佛光山寺特有の色の建物が見え、山門をくぐり、寺院に近づくにつれて世界各国の会員が敷地内に居り、懐かしの国際佛光会ベストの金色が一杯でした。
 世界総會理事會議は明日(7日)からですが、本日は、星雲大師様を迎えての「南天寺大学起工式」と「歓迎晩餐会」「大会前会議」と「會議手冊」のスケジュールに前日から組まれていました。
南天寺は広い敷地の中腹に位置し、裏は小高い山と眼下の前面には高速道路が通っており、この道路の上を橋にして対岸の南天寺大学に接続する大規模な事業が進められており、今日がその事業の起工式として星雲大師様により先鞭をつけられました。夜の歓迎晩餐会では顔見知りの會員幹部の方々が多く見受けられ、日本大和協會の面々は、遠く日本からの来訪により、最前列に案内され、歓迎式典を間近に見ることができました。
 二日目、三日目の會議に際しては、本栖寺の満潤法師様が通訳としてすべての會議に同席して通訳をして頂き、今まで以上に理事會議の内容や、「星雲大師様や慈容法師様」の法話等が理解できたことは、今回の大きな収穫の一つでした。後で、慈容法師様から、「今回の世界総會理事會議では、日本や韓国の方々への通訳を目的としたプロジェクトチームを結成して臨んでいる」との話を聞いて、佛光山寺の會員への配慮に深く頭を垂れる気持ちになりました。
 満潤法師様も、時間を追い、日を追う毎に通訳の内容や表現が的確となり、通訳を聞いている我々も直接聞いているような錯覚さえ感じる見事な通訳でした。
 さて、理事會議も最終日になり、本来であれば閉會式後の「佛光之夜」に参加しての終了ですが、日本への帰国等の都合により、午後には南天寺を後に日本に帰国すべく、一路ブリスベンに向かうことになりました。南天寺を後にシドニーからブリスベンへは約8時間ほどかかり、「うーん オーストラリアは広いんだ!!」と再確認。ホテルには夜の8時過ぎに到着して移動距離にぐったりしてしまいました。オーストラリアは、人口は日本の1/6、土地は20倍なので、都市部を少し離れるとほとんど人は見あたらず、市内でも日本のような人混みはなく、ほんとにゆったりとした環境でした。
 帰国は、ホテルを朝5時に出発のため4時前からゴソゴソと帰国の準備に追われ、帰りの飛行機は日中のため、往きほどの大変さもなく、座席の混雑もなかったので、比較的楽に帰国することができました。
 ところで、オーストラリアを出発して1時間位、「バタフライ・アイランド」の機内放送があり、眼下に鮮やかな蝶の形をした小さな島を見つけることができました、これを見られるのは、「幸運の証」とのこと。佛光山南天寺での理事會議参加を終えて、最後の飛行機中に「幸せの島」を見ながら帰路につけたことに、今回のオーストラリア南天寺への参加の意義を感じました。最後に、今回の理事會議に際し、関係各位に大いなる準備や歓迎に感謝すると共に、通訳をして頂いた満潤法師様並びに佛光山寺関係各位に、この紙面を通して感謝いたします。ほんとにありがとうございました。
 今建設中の群馬佛光山寺にて世界大會が開催される日も遠くないと思いますが、そのときは、オーストラリア會員の方々にひけを取らない歓迎を、日本大和協會として準備していくことが必要だと感じました。
<佛光世紀12号>

2008年2月20日水曜日

「2007國際佛光會世界総會理事会議」参加報告


2007年10月5日から11日に至る7日間、國際佛光會世界総会理事會議(オーストラリア南天寺)に参加するべく、大和協會から総勢11名が行って参りました。
<佛光世紀12号>

2008年2月19日火曜日

本栖寺幹部講習会


夏も終わりの2007年9月22日(土)から24日(月)の3日間本栖寺にて日本区各協会連合幹部講習会が開催されました。
天気は生憎の曇り空でしたが程よい気温。
 大和協会からは會長以下総勢9名で参加しました。
 講師は、慈容法師、満潤法師に大和協会指導法師であられます慧寛法師、慧僧法師です。
 上記の理由も手伝って大和協会参加者一同は自ずと真剣に耳を傾けておりました。

講義内容は、満潤法師が佛光会信者としての基本理念について、慧寛法師がコミュニケーションの基本原則とその術を例を交えながら時に面白可笑しく聴取者を飽きさせる事なく話されました。慧僧法師からは普賢菩薩について、「理、定、行」を司り、なかでも行の象徴であり、六波羅蜜(菩薩の修すべき六種の行)のうち心の安定を修する行の禅定を司る佛、最も優れた善を説く菩薩とされ、その十大願を解説されました。
 会議の最後は、慈容法師が登壇され、各協会長、副會長の佛光山寺と関りあえたきっかけ、現状について討論がなされました。
 最終日早朝には、朝山(山門から本堂まで礼拝)があり、終わったあとは何とも言えぬ達成感に似た心地良い感じが全身に充満しました。
これからも様々な会員を対象とした講習会が開催されますが、講習会は正に生きる上でのガソリンスタンド、物が不自由なく豊富に手に入る現在、心は反比例して貧しくなって来ていると感じます。会に積極参加して、ご一緒に自分自身の心を豊にしていきましょう。
<佛光世紀11号>

2008年2月18日月曜日

第2分會活動報告



去る2007年8月22日(水)、伊勢崎市文化会館において、第一回の第2分會会合を開催致しました。当日は会長ご夫妻及び副会長にご出席を賜りましたが、まず会長より「佛光山」についての概要を詳細にご説明頂き、更には仏教概論的なお話も大変分かりやすくして頂きました。
今回初めて参加して頂いた会員の方も多数いらっしゃったのですが、その後の質疑応答の場面においても大変活発な質問やご意見を頂き、改めて佛光山の教義の素晴らしさに感銘いたしました。今後、第2回、第3回と続く中では、更に有意義な活動ができるようにと精進していきたいと思います。
<佛光世紀11号>

2008年2月14日木曜日

慧寛法師 人生講座「EQ管理」 参加者の感想



『「EQ管理」の講演の感想 』
                           
「考え方は自分の行動に影響する。考え方の調整はEQ管理で最も重要。」と慧寛法師様は話されました。
EQ管理による考え方の調整の例として大変わかりやすかったのが次のお話です。
法師の講義に現れて、「あした、私を振った男を殺して、私も自殺します。この計画がうまくいきますようにと仏様にお祈りしにきました」と話す女性に、法師は、女性の気持ちに寄り添いながら、そう思うようになった因縁をゆっくりと観察してゆきました。そして、その女性の歪んだ思い込みの襞(ひだ)を解きほぐしていったところ、絶望して破滅への道へ進もうとしていた人が、一人の仏教徒へ変わっていきました。
また、「自分の考えを相手に理解してもらうのが大切。自分の感情が安定しているうちに平和的に発信した方がよい。」というお言葉からは、常に自分が「表現者」であることを自覚し、その表現に受け手(他者)が何を感ずるかというところまで気を配るようにせよということと理解いたしました。
今後、意識的に「EQ管理」を心がけ日々の生活を円滑にできたらと思います。


『天下の名湯伊香保温泉に慧寛法師様をお迎えして』

講演会が開催された9月16日は3連休の中日にあたり、天下の名湯伊香保温泉を皆様に表明するがごとく、大渋滞となりました。その熱気の冷めぬ中、慧寛法師様の「EQ管理」の法話が始まりました。
 会場はたちまち満席になり、会員の皆様は熱心に聞き入りました。さすが人間佛教と言われるだけあり、現在の乱れている日本の教育や日常茶飯事のような強盗殺人等、目をそらしたい程のできごとが多い現代社会にとって示唆に富む内容であり、EQ管理の精神に改めて深く感動しました。
あっという間に3時間が過ぎてしまいましたが、このような教えを有す佛光山寺の発展を祈念致します。
また、伊香保温泉でも佛光山寺の無事早期完成に向け、ホテル業界・法人が日夜活動しておりますことをお知らせ致します。

<佛光世紀11号>

2008年2月13日水曜日

慧寛法師 講演会


2007年9月16日(日)、伊香保町の群馬佛光山寺に隣接する群馬県森林学習センター(憩いの森)大会議室において、慧寛法師による人生講座「EQ(情緒)管理」が開催され、約120名が拝聴致しました。
<佛光世紀11号>

人事改定について

本会の組織の設立と発展、そして会員の指導にと、常に慈愛を持って私達を導いて下さいました慈怡法師・妙耀法師が人事により異動することになりました。つきましては、この場をお借りして、会員の皆様にまずはお知らせすると共に、法師様が尽くしてこられました足跡と、法師様から受けました無数の恩に対し、心より感謝の意を申し上げます。
 なお、後任の指導法師として、群馬佛光山寺住職慧寛(えかん)法師・副住職慧僧(えそう)法師が就任致しますので、併せてお知らせ致します。
合掌
<佛光世紀10号>

国際佛光会世界総会理事会議について

2007年10月6日~9日に佛光山世界総會理事會議がオーストラリアで行われます。
10月4日に出発をし、6日・9日は會議に出席、11日に帰国予定です。
会議内容につきましては、追って佛光世紀にてご紹介いたします。
<佛光世紀10号>