2008國際佛光會世界會員代表大會に参加して
10月5日~9日の5日間、2008國際佛光會世界會員代表大會が高雄本山で開催され、大和協會では、先遣隊として、大和協会會長始め、副會長、秘書長の5名が3日から台湾入りし、7日から23名の理事、會員が参加した。
開幕典禮は竣工なった高雄ドーム。各国から集まった約40カ国の會員はそれぞれバスに分乗して本山からドームに向かった。
會場に入ると、2万人余の會員が観客席を埋め尽くしていた。我々初め各国から台湾に来た會員は、地元台湾の会員の拍手を受けながら入場、アリーナ中央席に着席した。
まるで、オリンピックの開会式の入場さながらの雰囲気だ。改めて佛光會の凄さを実感。
予定通り、プログラムが消化されていると、入場口が騒々しい。馬総統の入場である。他のスケジュールをキャンセルしての参加である。
総統も佛光山の帰依を受けている。佛光會の広まりを改めて実感した。
その後、音と光のページェントが始まり、法師様によるご祈祷に會場内参加者全員も合掌キャンドルが幻想的雰囲気を醸し出し、感涙している人も見受けられた。
式後、隣接の漢來飯店オーナー提供による1200名の晩餐会が催され、各国協會は親睦を深めた。
2日目からの会議は、慈善事業を初めとする各種活動について、各國よりの報告がなされた。
心に残ったのは、2004年の青年會で知り合った、ブルネイ協會の洪會長で、ブルネイは、王國でイスラム教國であり、他宗教禁止の中、密かに極少人数で続けているとの事であった。
毎年、表向き、結婚披露宴と言って人を集め、宴が終わると離婚する。その繰り返しのしぶとさに政府がようやく折れ、宗教活動が認められたそうである。
地道な活動が華を開かせたのである。
環境問題では、精進料理を食べる事がエコに繋がると・・・一瞬理解に苦しんだ。考えてみると、正にその通りである。野菜・根菜類は育てるのに二酸化炭素を排出しないどころか、CO2を吸収するではないか!
閉幕典禮では、星雲大師様が、あなた方一人一人が皆、星雲大師です。佛光人を良く理解し、佛光人らしい行動を実践していってくださいとのお言葉を頂戴した。
俗世に染まった考えが軌道修正され、晴れ晴れした気分で本山を後にした。
あっという間の5日間であった。
<佛光世紀14号>