2007年8月31日金曜日

「本栖寺座禅會参加の旅(2005年10月28日~29日)」 参加会員の感想報告


「功徳の大切さ」

私は生まれながらに厳しい家庭環境にありましたので、その時々の環境に併せて、ただひたすら全身全霊で商売に励んで今日に至っており、縁がありまして臨済宗佛光會を知りました。
達磨大師の48 代目星雲大師の法話を直接拝聴してから、その深い慈愛と真心のこもった説法に感動し、一在家信者として最善を尽くそうと決意いたしました。
宝輪堂において慈怡法師様の喫茶座談会があり、その、きつりつとした法話の中で、功徳の大切さを教えて頂きました。
①放下について:その時点において全身全霊で心身一体となって、そのことだけに集中すること。私には、一番身にしみるお言葉です。心したいと思います。
②提起について:放下の後、その想いを残して忘れず次の用の時に使えるようにすること。私のような商人には、大切な心構えとなります。口下手で表現ができない。しかし、心で感じている現象がある。それも、功徳との言葉に、私も心から納得し、即、実行しようと思いました。

「自分を誉めた」

久しぶりの本栖寺訪問であった。初訪問は座禅会、2度目は研修会、3度目の今回は座禅会で、座禅は2回目ですので、入山前の心構えとして、「自主的に座禅(心境)を実行し理解しよう!」の考えで臨んだ。夕食後、喫茶座談会が実施され、会長を始め、会員の皆様方から短いスピーチであったが、貴重なお話を聞けたことは今後の参考となった。又、慈怡法師の説法は日常生活上に起きている事例をあげて、精神面の判断又工夫で心の充実さが生まれる法話でした。朝のお勤めは、今までの共修会の成果があり自然と溶け込めた。朝食後、写真を撮りに庭に出たところ、法師様と何人かの会員が落葉収集掃除をしていたので、自主的判断で参加!結果的に、自分を誉めた一瞬であった!私達の作業を見て、多くの会員が箒を持って参加して下さったことも嬉しかった。
<佛光世紀7号>