2007年8月30日木曜日

2005年国際佛光會青年会議トロント大會報告



「青年會議」が2005年7月20日~23日の日程でカナダのトロント市で開催された。
大和協会からの参加は2名で、私は他の同行者より一日早く出発したが、20分遅れの成田出発、早々にいやな予感!?ニューヨークに着いた時点でトロント行きの出発時間!おまけにテロの関係で、一度アメリカに強制入国。何とか次発の便への変更も束の間、なかなか飛ばない?と、突然キャンセルの案内、結局その日はニューヨークで一泊、トロントに着くまでこの他にも旅行トランクのトラブル等いろいろあり、最後の最後にトロントのホテルで休めたが、結局翌日出発の他の同行者より7時間早く着いただけだった。
会議では、カナダ、ブラジル、ニューヨーク、シンガポール、韓国等各国青年会長始め前回の本山大会で知り合った仲間との再会に喜びもひとしおだった。「総勢350人の参加」で、オープニングセレモニーやパーティが盛大に開催され、その他各国各青年会の劇の発表会やバスケットボール大会、精進バーベキュー(大豆製パテのチーズバーガーが最高)等久しぶりに10代(気分だけ)を味わった。記念撮影では大阪協會の方々と4人で浴衣姿で挑み、各国からも個別写真をせがまれ、一時スター気分を味わった。毎日、朝は6時から夜の9時迄公式スケジュールが一杯でその後、プライベート交流が深夜2時迄続き、おかげで日本に戻ってからも二人は時差ぼけとは無縁であった。佛光山では、青年に広く門戸を開き、決して怒らず、皆と活動を共に楽しみ、時には法師さんと一緒にゲームや、身上相談等をしたりして、自ら感じ取って貰うのが一番良いとの方針をとっている。
法師さんが敷居を低くして我々と同じ視線で迎えてくださることは、なんて素晴らしいことか。
人は他人に指図を受けるより、自ら気づいた方が同じ過ちを二度と犯さないと思う。私たちは、日本のオウム真理教事件以来、宗教全般が敬遠されているが、真の宗教を教え広めて行くことが重要だと発表した。総括では慈容法師が次の様に纏められて會議を締めくくった。

1.2006年は青年會10周年で記念誌作成。 (記念大会は8月台湾で世界大会と同時開催。)
2.青年會は国連にNGO として認可済。英語圏支部が国連会議に参加。
3.青年會ウェブサイトの刷新。中国語、英語の2ヶ国語体制に。
4.仏教2000年の歴史を引き継ぎ、人に功徳を施し、慈悲の心で平和な世界を築く事が我々の人生の意味である。
<佛光世紀5号>